昭和美術館・名古屋市昭和区
愛知県文化財指定「南山寿荘」があり、茶道具の収蔵品が多い美術館
公益財団法人 昭和美術館は、茶道具や書跡の収蔵品が多い美術館として、その方面の趣味の方々に一目置かれる美術館です。展示開催中あるいは行事のある日のみの会館ですが、敷地内には木々が多く、緑陰を散歩するのも風情があります。
私は、11月3日の文化の日のみ行われる、愛知県指定文化財の「南山寿荘(なんざんじゅそう)」特別公開と書跡の展示を見に行きました。祝日でしたが、敷地内にある駐車場に停めることができました。
昭和美術館敷地内にある南山寿荘の1階に、茶席「捻駕籠(ねじかご)の席」があります。入室はできず外側からのぞくだけでした。1階も2階も凝った造りで、こんな感想は大人としてどうなのかとは思いますが、かくれんぼをしたら楽しそうに感じました。木造で部屋や階段も狭いですが、狭いながらも云々で、いろんな工夫がされています。御不浄(トイレ)もそれとわからないように扉が作られていました。言葉では説明するのは難しいので、興味のある方は、別途決められた公開日に予約をしてお出かけください。
本館裏口から南山寿荘への道
南山寿荘正面

南山寿荘横
南山寿荘裏側

石垣の上が2階で、通常非公開の書院です。南山寿荘公開日はここでお抹茶をいただくことができました。下の写真は書院からみた昭和美術館の敷地風景です。

昭和美術館のデータ
昭和美術館の基本情報
昭和美術館の住所 愛知県名古屋市昭和区汐見町4-1 |
昭和美術館の地図 |
昭和美術館の管理者 公益財団法人後藤報恩会 昭和美術館 TEL/FAX:052-832-5851 |
昭和美術館のホームページ 公式HP |
昭和美術館の開園時間 午前10時~午後4時半(最終入館は4時まで) |
昭和美術館の閉園日 月曜日、火曜日、 展示替等による臨時休館(ホームページのカレンダー参照) |
利用料金 一般600円、大学生500円(庭園観覧含む)、特別展示などは別料金 |
トイレ |
駐車場 18台分 |
食堂・売店など 食堂はありません。展示関連商品の販売はしています。 |
ベビーカー・車椅子 スロープやエレベーターはありません。 |
備考 |