萬葉公園(高松分園以外はバーベキュー可)
万葉集ゆかりの地を静かに散策できる公園

一宮市の萬葉公園は、佐藤一英さんが、『万葉集』巻十に収められている萩の歌が、この地で詠まれたと提唱したことにちなんで造られた公園で、3か所からなっています。高松分園以外ではバーベキューができます。
佐藤一英( いちえい)さんは、明治32年生まれで、一宮市萩原町で詩人として活躍された方です。この地方の多数の学校の校歌の作詞もしています。
高松分園

高松分園の池です。冬でも噴水が出ていました。人出が少ない時期は、噴水が止められているところも多いですが、やはり設備があれば、見たいと思うものです。
毎年6月上旬に、この萬葉公園高松分園で、花しょうぶ祭りが開催されます。そのため、噴水のあるこの池以外は水が抜かれてメンテナンス中でした。
平成29年度は6月3日(土)、4日(日)に花しょうぶ祭りが開催されます。
高松分園にある佐藤一英さんの句碑

一宮市萩原町萬葉公園高松分園内には「大和し美し(やまとしうるわし)」の一節、「母をさながら光浴びたり」の詩碑があるほか、北側に樫の木文化資料館が建てられ、一英が保存を呼び掛けた樫の木の民具が収蔵されています。
「大和し美し(やまとしうるわし)」の一節
そはわが子いかに見悪(みに)くからむも そをはぐくむこころには人目もあらず胸をはだける母をさながら光浴びたり
萬葉公園のデータ
萬葉公園の基本情報
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