いちのみやんロゴ
いちのみやん一宮ウォーキング

一宮博物館から妙興寺、彦田公園

コース案内

一宮市立博物館の西側の道を少し北上すると、妙興寺の境内へと入る砂利道が、右側にあります。道の両脇に石の柱が立ち、妙興禅林と書いてありますので、すぐわかります。これは、正式名称は知りませんが妙興寺の裏口、通用門のようなものでしょうか。

妙興寺は正式名称を長嶋山妙興報恩禅寺といい、臨済宗妙心寺派の寺です。1348年に創建され、1356年には当時の後光厳天皇の勅願寺となった、由緒ある寺です。明治時代の火事で伽藍の大部分は焼け、創建当時ら残る建物は、国指定の重要文化財になっている勅使門だけだそうです。その他の古い建物としては、江戸時代に名古屋城から移築されたという総門、江戸時代に建てられた鐘楼などがあります。このほかにも仏像や文章、絵画などの文化財は数多くあるようですが、公開されていません。

また妙興寺は、妙興寺そばや、新陰流の無刀取りの発祥の地とされています。

妙興寺は、鎌倉や、奈良・京都にあっても不思議ではない大きなお寺です。境内も広いですから、ゆっくり歩きましょう。

下の写真は、一宮市博物館に飾られている、かつての妙興寺周辺の模型です。現在地は、多分赤い丸印をつけたあたりかと思います。

この後、妙興寺の境内に入り(模型だと赤丸から上へ)、鐘楼・本坊(一番大きな建物)から、仏殿、重層門、勅使門、総門と見て歩きましょう。本当は総門から入るのでしょうが。

最後にはこの模型の上部にある集落に抜け、左側に続く森の脇の道を降りてくるのがコースです。

下の写真左側が妙興寺の鐘楼です。鼓楼のようなデザインですが、鐘楼です。本坊の方から雲水さんが出てきましたが、妙興寺は禅寺で、実際に今でも修行が行われています。

付近の森はかなり深く、幽玄な雰囲気を漂わせています。私は子どもの頃、時々この森にカブトムシやクワガタムシを探しに来ました。

木々が生い茂り、とても一宮辺りの風景とは思えません。縄文時代の一宮周辺の原生林は、こんな感じだったのでしょうか。奥に見えるのが仏殿です。

次が重層門。重層門というのは、2階部分にも屋根を持つ楼門のことだそうです。楼門というのは、お寺の入り口で仁王様がいる門のことです。妙興寺に仁王像はありませんが。でも楼門にしては随分大きいですね。

下の写真が重要文化財の、妙興寺勅使門。勅使門は天皇や天皇の使者をお迎えする時にのみ使われた門で、実質は開かずの扉です。勅使門があるということは、それだけ格式の高い寺であったことを示しています。勅使門の詳細はこちら

さて、妙興寺から集落に抜けるには、清寥院という塔頭の一つの前を通る道に入らなくてはいけません。歩き回って探してみましたが、墓場を乗り越えるとか、強引な手段をとらずに東側の集落に抜けられる道はこれ一つのようです。

清寥院への道は、重層門の東側にあります。そこに石柱が立っていますから、見落とすことはないと思います。

清寥院にも文化財に指定されている木像があり、清寥院の前に案内板が立てられていますが、やはり公開はされていない様子です。

東側の集落に抜けると、すぐ正面には堂々とした、古い造りの民家があります。集落にある多くの家は建て替えられて現代風になってしまっていますから、貴重です。

この道を左に折れます。しばらく古い住宅地を進むと、分かれ道に出ます。右に折れると、スタート直後に通った道に出て、彦田公園までもすぐ近くです。ここでは、左に折れ、妙興寺の敷地の北側の古い道を通ります。

途中に北浦神社という神社があり、その前から西を撮影したのが次の写真。人が写っていますが、ここには小さな商店が生き延びています。道の突き当りには大きなスーパーである、ピアゴ妙興寺店があるのですが。

道を進み、名鉄線の高架のすぐ手前右側に白山神社があります。

白山神社の境内に入り、右側に古い木造の建物があります。神社に付属するものかどうかはわかりませんが、屋根の装飾が面白いので見てください。

その家の前の細い道を抜けると、そこはいきなり現代的な風景の広がる場所になります。交通量の多い道路が走り、交差点の角にはモスバーガーがあります。今回のコースを歩いて来た後だと、別世界に飛び出してきたような気分です。

この辺りには飲食店も多いですから、腹ごしらえするのもよしです。モスバーガーから信号を渡った向こう側には岐阜トンカツ屋。そのまままっすぐ北の方へしばらく歩くと、評判のイタリアンのお店ネロがあります。パスタが千円台と安くはないですが、味は本格的です。

ネロのある角を右折して、ゴールの彦田公園へ向かいます。公園の手前の通り沿いには、ビルズカフェ、マザーグースの2軒のケーキがおいしいお店が並んでいます。甘いものが好きな方はぜひどうぞ。なおビルズカフェはオムライスが有名です。

ここからは、ゴールの彦田公園はすぐそこ。春には新緑、夏には蝉時雨、そして秋には紅葉が迎えてくれることでしょう。

コースの地図

Google Map を利用しておりますので参考にお使いください。



大きな地図で見る(印刷する場合はこちらをご利用ください)

Sponsored Link