一宮市立市民病院

市民病院をお勧めのお店というのもなんですが、最近市民病院にお勤めの水谷武雄さんという方とお会いして、すてきな活動をしていらしたので紹介します。水谷武雄さんは病院にアートをという活動を長年していらっしゃいます。

一宮市立市民病院は、「がん拠点病院」で、放射線治療施設も「高精度の放射線治療」を目指した放射線外部照射装置２台のリニアックが導入されています。
ガンの治療のためには、20回から30回に分けて放射線照射が行われるそうです。そして、その照射室の中では患者さんは一人きりです。
私の友人のお母さんも、その何にもない部屋に一人ぼっちでいる時間がとても苦痛だと言っていました。

なので「治療を受けている患者さんに元気や勇気そして安らぎが得られるように」と、放射線治療の周辺にアート作品を置く活動をしているのだそうです。
そして照射中には、癒しの音楽を静かに流すなどして、ヒーリング・ミュージックとヒーリング・アートによって自然治癒力を高め、放射線治療との相乗効果をもたらすようにするのだそうです。

誰でも大きな病院に行くと、行くだけで疲れると言います。そんな病院の中に、「へえー」とか「わーっ」とか感動やパワーがもらえるようなアート作品がちりばめられていたら、つらい通院も少しは楽しく通えるようになるのではないでしょうか。

市民病院の放射線外部照射装置は、たいへん高性能なものなので、一宮でも高度な治療が受けられることを知って、体力を消耗する遠方まで行くことなく、地元の病院を利用して下さいとのことでした。

がん拠点病院（一宮市立市民病院　～水谷武雄さんのホームページより）
http://oribe305.com/gankyoten/

水谷武雄さんのホームページ（TOP）
http://www.oribe305.com/

一宮市立市民病院のデータ

一宮市立市民病院の基本情報